Slackwareを使う

OSを前から気になっていたSlackwareに切り換えた。
Slackwareは現存するディストリの中で最も歴史が古く、その伝統は今も引き継がれているらしく。正直Archのままでよかったのですが、将来的にディストリを自作してみたいという願望もあり、多くのディストリのベースとなっているこのディストリを使うに至ったわけです。

インストール作業自体はArchと大差無かったのでそれほど苦労はしませんでしたが、起動が上手く行かず悩みました。しかしここも、大体何が問題なのかは分かっていたので何とかなりました。原因は当然カーネルでした。genericだとIDEハードディスクしか対応していない(?)らしく、huge-smpだと普通に起動します。インストールディスクからchrootしてliloの設定を書き換えました。

インストール後は自由なのですが、最小構成でインストールしたため、まずはX関係のパッケージをインストールしました。slackpkgでXのつくパッケージをsearchしながらなので時間はかかりましたが、余計なものは入っていないはずです。
他にGTKなどのパッケージをインストールするのですが、自分の環境だと13.37のパッケージの挙動がおかしいのでcurrentにアップデートしました。

Slackwareは最新よりやや古めのパッケージをセレクトしているので、Archと比べると使い勝手が違う部分もあるのですが、特に大きな問題も無く安定して使えます。一部のアプリはパッケージが存在しないので自分でビルドするようになりますが、今までArchで培った知識がそのまま生かせるのでさほど苦労はありません。

これからはSlackwareをメインに情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。