軽量デスクトップ計画 その二

この間気づいたのだが、前回書いた Bluetooth の設定だけでは Bluetooth 機器は使えるようにはならないようだ。というか買ったマウスについてたアダプタは Bluetooth アダプタではないっぽい(Bluetoothでも使えるよってだけの話)。実際に使うにはここを読んでくださいな。


というわけで軽量デスクトップ計画 その二です。今回はファイルマネージャやウェブブラウザなどの日常使う上で最低限必要だと思われるものの中で特に軽いものを中心に紹介します。自分が使ってるものは@マーク付けときます。


ファイルマネージャ

@pcmanfm…LXDEの標準ファイルマネージャ。おそらくGTKのファイルマネージャの中では最軽量。
・thunar…XFCEの標準ファイルマネージャ。機能がある分pcmanfmよりは重い。
・qtfm…Qtベースのファイルマネージャ。Qtでできたpcmanfmといった感じ。日本語化されてない?
・vifm…viライクなキーバインドCUIファイルマネージャ。
・ranger…vifmよりは一般向けのCUIファイルマネージャ。


ウェブブラウザ

chromium(googlechrome)…Google製のウェブブラウザ。無理しなければ軽いはず。
firefox…速度はあるが、割と重い。
・midori…XFCEの標準ウェブブラウザ。軽いけどクラッシュしやすい。
・arora…Qtベースのウェブブラウザ。Qtでできたmidoriといった感じ。
・dillo…機能を絞りに絞ったウェブブラウザ。あまり使う人はいないと思う。
w3m…画像も見れるCUIウェブブラウザ。Archのセッティング中には結構重宝する。


メディアプレイヤー

@moc…CUIオーディオプレイヤー。起動コマンドがmocpなので注意。
mplayer…いろいろなフロントエンドがあるメディアプレイヤー。
audaciousxmmsライクなメディアプレイヤー。GUIでは軽いほう。
vlc…Qtベースのメディアプレイヤー。対応コーデックが多い。


イメージビューア

@feh…軽くて使いやすい。壁紙の設定もできる。
mirageディレクトリ単位で画像管理する人向け。
・gthumb…画像にコメント付けて管理する。横にファイルブラウザついてる。
・viewnior…いたって普通。
・gpicview…いたって普通。某OSのイメージビューアにそっくり。


テキストエディタ

@leafpad…LXDEの標準テキストエディタ。某OSのテキストエディタにそっくり。
@geany…開発者向けのテキストエディタ。主に開発環境。
@(g)vim…開発者向けのテキストエディタ。主に開発環境。
@nano…CUIテキストエディタ。軽くて使いやすい。


端末エミュレータ

@urxvt(rxvt-unicode)…軽くて機能もそこそこ。
・mlterm…前に使ってた。mocとかとは相性が悪いようで。
・xterm…ttfフォントにすれば日本語も出せる。シンプルイズベスト。
・vte関連…あまり軽くはない気が...


圧縮・解凍

@xarchiver…LXDEの標準アーカイバー。文字コードによっては上手く扱えない?
・peazip…QtベースとGTKベースのものがある。高機能だが重い?


とりあえず以上が自分の知ってる中で使ったことのあるアプリです。あくまで参考程度にどうぞ。多分次回はないと思う。

LinuxでBluetooth

Amazon で注文していた Bluetooth マウスが3日前に届きました。
↓注文したもの

LOGICOOL ワイヤレスマウス 極小ナノレシーバー採用 M305rDS

LOGICOOL ワイヤレスマウス 極小ナノレシーバー採用 M305rDS

というわけで LinuxBluetooth 機器を扱うために bluez をインストールします。

# pacman -S bluez

始めにとりあえず動作テストをします。アダプターを接続し、機器の電源を入れて使用の準備が整ったら端末で以下を実行してください。

# bluetoothd

上手くいけば認識して使えるようになるはずです。ちなみに自分が買ったマウスは何事もなく動いてくれました。いまのところ LinuxBluetooth 機器対応状況を心配する必要はあまりないと思います。毎回 bluetoothd と入力するのは面倒なので /etc/rc.conf の DAEMONS にデーモンとして登録しましょう。

/etc/rc.conf

DAEMONS=(... bluetooth) ※bluetoothdではないので注意!

これで起動すればすぐ Bluetooth 機器が使えるようになります。

rootでChromium

Chromium をアップデートしたらRootユーザーで起動できなくなったので、いろいろと調べてみたところ /usr/bin ディレクトリにある chromium 起動スクリプトを編集すればRootでも起動できるそうです。


exec /usr/lib/chromium/chromium "$@"
となっているところを
exec /usr/lib/chromium/chromium "$@" --user-data-dir
として、--user-data-dir をくっつければいいだけです。

Linuxでちょっと一休み その一

またまた前回から更新が長引いてしまいました…。

今回は前回の記事から少し離れて、Linux でできるゲームをインストールします。

Frozen Bubble

タックスが主役のパズルボブルなゲームです。

# pacman -S frozen-bubble


Flobopuyo
ぷよ○よ風なゲームです。最近のような特殊ルールはありません。

# pacman -S flobopuyo


NetHack

ローグライクゲームの中では最も有名(多分)。JNetHackがいいなら自分でビルドしましょう。

# pacman -S nethack


StepMania
結構有名なDDRシミュレータ。最新版の5が出ています。

# yaourt -S stepmania

※ビルドに時間がかかるため気長に待ちましょう。自分の環境では30〜40分くらいでした。


以上が今のところ自分のPCにインストールされているゲームです。
他にもまだインストールする可能性があるので その一 と付けておきました。

ちなみに前回の企画はまだ続いてます。

軽量デスクトップ計画 その一

久しぶりの更新。前に書いた XMonad に関する記事は、僕が XMonad 以外のウィンドウマネージャを気に入ってしまったのでシリーズ化はしません。楽しみにしていた方、いるわけないと思いますが申し訳ありません。

さて、今回は Linux で軽くて使いやすいデスクトップを実現するためのメモを書く。使いやすいかどうかはともかく、デスクトップ環境に比べたら軽いのは間違いない。軽量デスクトップを実現するために必須なアプリケーションを以下に示す。今回はウィンドウマネージャ。

ウィンドウマネージャ
・fluxbox…言うまでもない、軽量ウィンドウマネージャの一つ。単品でも結構使える。
・openbox…LXDEでも使われているウィンドウマネージャ。いろいろ組み合わせて使うのがベスト。もちろん単品でも使える。
・icewm…上の2つに比べたら少し重いが、単品で使える。自分は結構気に入ってる。
awesome…タイル型の中では人気が高い。見た目も結構かっこいい。
xmonadHaskellで書かれたタイル型ウィンドウマネージャ。設定が難しいがカスタマイズ性が高い。
・subtle…最近気になってるタイル型。設定はRubyで記述。結構使いやすい。
・scrotwm…同じく最近気になってるタイル型。まだ設定とかはよく分かってない。

とりあえず以上が軽くて使いやすいと思う。次回はウェブブラウザあたりを書くと思う。

Ideapad S10-3s メモリ&HDD交換

昨日、注文していた 2GB のメモリとOcaml本が届いた。
↓注文したもの

プログラミングの基礎 ((Computer Science Library))

プログラミングの基礎 ((Computer Science Library))

使っているネットブックがメモリを買わなければならないほど遅いとは感じなかったが、分解するのが難しいという記事を読んだのでHDDを交換するついでにと注文した。交換自体はさほど難しくはなかったが分解するのに時間がかかった。以下、分解して分かりづらかったところ(壊れても責任はとれません


1.キーボードの取り外し
バッテリーを装着するところのネジ(3つ)を抜いて、開いた穴をドライバーか何かで押せば取れる。あとは本体につながっているケーブルを引っこ抜けばOK。


2.底面パネル(?)の取り外し
バッテリー装着部分あたりから開ける。途中出っ張った端子が邪魔になるが、パネルをマイナスドライバで無理矢理ずらせば大丈夫(無理矢理過ぎると壊れるかも)。あとカードリーダーに刺さってるカードが邪魔になるから予め外しておく。


これ以外は要領良くやればなんとかなるはず。あとはネジの大きさに注意する。もし分解途中でどこか壊れても無保証なので慎重に作業すること。壊してしまわないか心配なら専門の人とか業者の人にやってもらったほうがいいかも。多分こっちも無保証だと思うけど。


今回メモリを交換したことによって速度が約1.5倍になった。また、Windows 入りのHDDは Linux 入りのSSDに交換したためやっと Windows から解放される!!クロスプラットフォームアプリ開発は mingw32 と Wine でできるから何の問題も無し!

CでSDLでクロスプラットフォーム

最近は時間が結構あるので C+SDLクロスプラットフォームなゲーム(らしきもの)を作ろうとしている。やっぱり Linux で日本語のゲームは少ないと思う。まず Linux でのゲーム開発の情報(日本語)が少ないからでもあるとは思う。そんな中 Linux でできるゲームを製作するには少し敷居が高い気がしないでもないが、とりあえず今は Windows 側で C+SDL のゲームプログラミングについて学んでいる。
クロスプラットフォームなら Java が良さそうとも思ったが、Java は文法が少しややこしいし、速度も環境に大きく依存するから C でがんばることにした。




四月馬鹿の日だが特に何も無いのは、今現在の時間があまり無いためである。